今日はアートの粘土『立体図形』と工作『ロボット』をご紹介します。
『立体図形』では、棒と丸めた粘土で立体構造を作りました。身の回りにある形への興味を促し、物の構造理解や空間認知力、問題解決力を育みます。まず細い棒で四角形を作り、粘土でその角をつなぎます。次に、平面の四角形を立体のサイコロ型にするには、どこに何本の棒を足すのかを予想して、立体に組み立てていきました。家に見立てて屋根をつけたり、崩れないように調整して2階建てにしてみたりと、さまざまな工夫がみられました。
『ロボット』では、廃材を使って、顔と体はペーパー芯で、首の部分は紙バネでできたロボットを作りました。見本を見て完成品を想像し、指先を使って細かな作業に取り組みます。首は、2本の細長い紙を交互に折って作った紙バネを使って再現しました。初めは手順を見ながら折っていき、折り方がわかってくると自分でどんどん進める姿が見られました。完成すると「ビヨビヨ!」「気持ちいい!」「これ、跳ねるよ!」とバネの観察をしました。顔には目や口を描き入れ、体部分は「どんなのにしようかな」とイメージを膨らませて、自由に作っていきました。顔と首と体をつなげると、「手と足もこれ(紙バネ)で作る!」と挑戦する子もいましたよ。