今日はアートの絵画『ペーパークロマトグラフィー』とSTEAMプログラム『こま回し機』をご紹介します。
『ペーパークロマトグラフィー』は、一つの色が何色と何色の組み合わせでできているのかを知ることができるアートです。ろ紙の中央を囲むようにして円環状に水性ペンで色をつけ、中央に水を垂らすと、外側に色がにじんでいきます。その時に分離する色を予測したり発見したりしながら、出来上がる模様を楽しみました。「すごい!」「使った色が出てない!」「なんで?」と色の不思議を見つけましたよ。
STEAMプログラムは、科学・技術・工学・芸術・数学の5つの分野の学習を通して、プログラミングの基礎となる物理の基本原則や仕組み、観察力、分析力等を楽しみながら理解していきます。今回は『こま回し機』を、歯車同士がうまくかみ合うようにしてブロックで作りました。実際にこまを回してみる中で、速度とバランスの関係、歯車と回転運動の関係について考えました。こまの軸の長さやこまの重さを変えるなど、条件を変えたら回り方が変わるのか実験したり、一気に2つのこまを回すにはどうしたらいいか考えたりと、お友だち同士で一緒に取り組む姿がありました。