自分の子供が発達障がいではないかと思ったとき、どうすればいいのでしょうか?
この記事では就園前と就園後の相談方法や、発達障がい児に対しての大人の対応について紹介します。

子供が発達障がいではないかもと思ったらどこに相談?

就園前の子供で、視線が合わないとか名前を呼んでも振り向かない、1歳半を過ぎても言葉を発しないないといったことがある場合、発達障がいの可能性がでてきます。

自分の子供が発達障がいかもと思いつつ、発達障がい診断を受けずにそのままにしている理由として、「問題が表面化していないから」とか「保育士や担任の先生からの指摘がないから」といったものが多いようです。

しかし、本当に障がいがある場合、早く気がついて対応してあげることが子供にとっては無駄に傷つくことを防ぐことになります。

それでは、自分の子供が発達障がいかもしれないと思った時、どこに相談するのがいいのでしょうか?

そんなときはまず、発達障がい支援センターに問い合わせてみるのが良いでしょう。

また、保健所の1歳半検診や2歳半検診で保健師に相談してみることをおすすめします。

子供がすでに就園しているか又は学校に通っている場合

発達障害 対応

もし、すでに就園しているか学校に通っていれば、まず園や学校の先生に相談してみても良いでしょう。

その場合、園や学校の様子などから、受診の必要があるのかどうかを相談してもらえるでしょう。

もし、医療が必要だと判断されたなら、医療機関を紹介してもらいましょう。幼稚園や保育園であれば「加配制度」が利用できるかもしれません。

「加配制度」というのは、発達障がいや言葉の遅れなどがある子供に、担任の保育士の他にもうひとりの担当をつけてくれて、色々とサポートしてくれる制度です。

もし相談体制が整っていない場合には、近くにある小児科やかかりつけ医に相談し、発達障がいを診てくれる医師を紹介してもらうのがいいでしょう。

発達障がいの子供に対し大人ができること

発達障がいの子供に、大人はどう接してあげればいいのでしょうか?

それは親や保育士、教師にも共通しますが、まず子供に寄り添って理解してあげることです。

まずは、不要に叱らないようにし、たとえば、大泣きしている子供がいてもすぐに叱るのではなく、原因を考えてあげましょう。

そして、友達と喧嘩をしたときには、他の子供や兄弟がいる前では叱らず、喧嘩した理由を聞いてあげます。

ただ、発達障がいの子供は喧嘩の理由を説明できない場合が多く、大人が話を聞きながら一緒に考えるという姿勢が必要です。

特に親の場合、子供のよき通訳者になれるように心がけることでしょう。

発達障がいの子供がうまく言葉にできない部分を理解して、園や保健師に子供の気持ちをうまく伝えるようにしましょう。

もし、少しでもご不安な場合は当社のような事業所にご連絡をいただければご相談もお受けいたします。

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